データマイニングの本

実践データマイニング―金融・競馬予測の科学という本を買ってきた。金融と競馬っていう具体例を扱ってる分だけ読みやすい。
でも、具体例が多くて数式が少ない本は分かりやすいけど応用しにくい。逆に抽象的で数式が多い本だと、数学が苦手な俺は読んでて眠くなってくる。
具体例が多い本を読んで頭の中にイメージ作った後で、抽象的で汎用性が高い本を読んで理解を深めるっていう二本立てで行こうと思うけど、その前に統計学の基本をちゃんと勉強する方がいいかも。マンガでわかる統計学でも読むかな。
競馬で過去の勝率の統計を元にどの馬に賭けるか決めたら、結果は単にオッズ通りになるだけのような気が…。それだと、結局胴元のJRAが持っていく寺銭(25%?)の分だけ損するように思える。でも、もしオッズ通りになるだけなら、世界初のプログラマの称号を持つエイダ(チャールズ・バベッジと一緒に解析機関を作っていた女性数学者)は、なんで競馬の予想なんかにはまって散財したんだろう。
株の値動きについては、ランダム・ウォーク論派と非ランダム・ウォーク論派がいるようで、よく分からない。もし、完全なランダム・ウォークなら統計を元に確率的に何とかって考える事自体が無意味になっちゃうし。